マンナン マンノース

マンナン

マンナンは、こんにゃくの主成分であり、マンナンはグルコースが沢山繋がってできた物質で、いわゆる多糖類と呼ばれるものです。
食物繊維の一種であるマンナンは、構成成分であるマンノースとグルコースの結合の仕方によって種類が分けられます。
コンニャクの不消化成分であるマンナンは、”コンニャクマンナン”や”グルコマンナン”と呼ばれており、食物繊維の一種ですが血液中のコレステロールなどの脂質成分の増加を防ぐなどの効果があります。
マンナンを分解できる消化酵素を人間の消化管は持っていませんので、大腸まで素通りしますが、大腸で微生物の作用により分解されて、大量の水分が大腸から吸収されることになります。

マンノース

マンノースは、単糖の一種で、六炭糖、アルドースに分類されます。マンノースが酸化された糖酸としてマンヌロン酸、マンノン酸があります。マンノースが沢山集まった物をマンナンと言います。
コンニャクの主成分は、グルコースとマンノース(グルコースの異性体)からできたマンナンとよばれる多糖類です。
マンノースは、砂糖の分子に似た物質です。

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