緑黄色野菜の栄養

栄養豊富な緑黄色野菜
緑黄色野菜はカロテンを多く含んでおり、カロテンは体の中の活性酵素を低減し、免疫を整えてがんや心臓病予防に効果があります。
緑黄色野菜にはビタミンCも多く含まれその他、ミネラル、ビタミンA、葉酸、ビタミンB1、ナイアシン、ビタミンE、食物繊維なども含んでいます。
緑黄色野菜とがん
緑黄色野菜とがんについては国立がんセンターの疫学部長であった故平山雄博士の研究が世界的にも有名で「緑黄色野菜を毎日食べている人はまったく食べない人に比較してがん発症の危険度が低い」という結果が現れました。
このようにがん予防には、緑黄色野菜の摂取は非常に大切です。
平山雄博士の研究の他世界中で野菜(緑黄色野菜)や果物の抗がん効果が繰り返し報告されています。
緑黄色野菜に含まれているカロチンやビタミンC、ビタミン類、食物繊維などががん予防に効果があると考えられています。
緑黄色野菜と生活習慣病
緑黄色野菜に含まれているベータカロチンの抗酸化作用によりがん予防や生活習慣病予防に効果があることが知られています。
ベータカロチンは、カロチノイド類の一種で、天然に存在する色素であるカロチノイドはニンジンやトマトの赤色の色素なんです。
カロチノイドとは動物や植物などのたくさんの食べ物に含まれている脂溶性色素成分で、アルコールに溶けないカロチン類とアルコールに溶けるキサントフィル類に大きく二つに分けられ、強い抗酸化作用があります。カロチン類であるベータカロチンは抗酸化作用が高く、必要に応じて体の中でビタミンAに変わります。
ベータカロチンが含まれている食べ物にはにんじんやかぼちゃ、ほうれん草などの緑黄色野菜です。
抗酸化作用とは
活性酸素は体の中に入ってきた細菌などを除去する働きがある一方で体の中の細胞膜についてしまい酸化させてしまい動脈硬化などの生活習慣病を招いていまいます。
活性酸素が体の中の細胞膜にくっついてしまうのを防ぐ働きのことを抗酸化作用と読んでいます。
抗酸化物
抗酸化物の正体はベータカロチンやビタミンE、ビタミンC、セレニウムなどの栄養素で、現在、注目されているのは抗酸化作用のある栄養素です。発がんリスクを下げる栄養素は、抗酸化物になります。

栄養素
高齢者